戦後遙かな前衛のバタアの香
赤い新撰 編集日記⑩
2月29日、早くも5月18日掲載予定の四ツ谷龍氏の原稿が届く。まだ2ヶ月以上も先なのに。氏も御中虫病が伝染か。
3月3日、詩歌梁山泊シンポジウムが無事開催。邑書林島田牙城と会い、「関揺れる」の準備状況を聞く。そういえば、昨年の詩歌梁山泊シンポジウムでは御中虫がすっかり話題をさらっていたのだ。
http://shiika.sakura.ne.jp/symposium/symposium-1/2011-04-29-256.html
http://shiika.sakura.ne.jp/symposium/symposium-1/2011-04-29-233.html
今日のよむ人:村上鞆彦
幼い子供にでも説明をしているのだろうか。「木の実使って」は一瞬意外に感じるが、そのあとでどこか微笑ましい素朴な親しみがじわじわと胸にひろがってくる。
オリオン座の形に並べられた木の実。星と木の実とは互いに遠くかけ離れた存在だが、説明を受けている子供の目には、木の実がいつの間にか星のひと粒ひと粒として光を放って見えてきているかもしれない。そんなやや童話めいた空想が浮かんでくるのも、この一句の持つ優しさのゆえであろう。