2017年7月31日

あおむけにレモンを放つあらぬほうへ

中学生のとき『タモリのジャポニカロゴス』(2005~2008,フジテレビ)を見て、高校生が俳句をやっていることを知った。甲南高校の学生が出ていて、芸能人と俳句甲子園の形式で試合をしていた。俳句は授業で少し習った程度だったけど、直感的に、これ、できそう、と感じていた。
学年がひとつ上の姉が吹田東高校に通っていた。中学から帰って、夕方のニュースを見ていたら、俳句甲子園が取り上げられていて、吹田東高校の先輩がディベートをしていた。兼題は、百日紅。姉も授業で俳句をやっているらしい。こんな大会に出たりとか、自分にはできないけど、授業で俳句をやるのは楽しそうだと思った。
高校1年のときの俳句はとても下手だった。けど、誘われて、高校2年のときに俳句甲子園出場を目指すことになる。
『恋は五・七・五!』(2005, 脚本・監督 荻上直子)は、俳句甲子園を舞台にした映画である。俳句部のエピソードは、吹田東高校がモデルになっているらしい。昔の俳句甲子園は、こんな雰囲気だったんだろうな、と感じることができる。青春は、どこへ転がるかわからない。
1カ月間、読んでいただき、ありがとうございました。いつも自分の中で完結していることを話すことができて、とても楽しかったし、恥ずかしかったです。お会いできましたら、句会しましょう。