てこなどうかな③

昭和44.4.20 津軽書房刊行
『定本 増田手古奈句集』より。

夜行バスに乗って金沢→山中温泉→福井という旅をしてきました。

22時のバスに乗り、朝の5時半頃に着く頃には、体がバキバキと痛い。

もちろん体がバキバキになるだけあって新幹線よりは料金がかなり安い。あと僕が気に入っているのは、早朝の観光ができるところ。早朝の兼六園や金沢城はなかなか気持ちが良い。人が多いと庭園なんて何にも面白くない。

何歳ぐらいまでハードな旅が出来るかなぁ。帰りには新幹線に乗ったあたり、僕もちょっと弱くなったなぁと思いました。

久しぶりに増田手古奈さんの続きを読みます。疲れていても、手古奈さんの句はほのぼのとしているので楽しく読める。

舞へる鷹はるかなれども明かに

あれは鷹。

一服や夏炉の主機嫌よく

この「や」は一服なうの「なう」のようにも見える。楽しい上五。

すべりつつのぼる山路も杤落葉

大変な、ずるずるの。

一枚の朴の落葉や雪の上

味と清潔感と。

提灯をつけて月夜の橇一つ

月下の橇。一つに興奮がある。

大雪にしづみて暗き温泉宿かな

静かな頃の温泉宿。

風邪の子の荷物の如く負はれ来る

へなへなと。

秋の日のこぼれて暗き水面かな

静かな場所がここにあり。

裏門の重き扉や春の月

ぎい。

押されつつ渡るも楽し花の橋

押すな押すなはダチョウ倶楽部。

拾いたい句があってなかなか進まないので、もうちょっと続きます、手古奈さん。

じゃ

ばーい