「林檎」 野口る理

はみだせるオカピの舌よ秋の虹
新涼や端より古びゆくタイル
爆笑の後の本題衣被
葡萄九粒ずつ綴る自由帳
はらからのかたちのこして栗ひとつ
羊羹を貫く楊枝蔦紅葉
人に睦む象よ林檎を知りてより

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