2016年9月30日

色変へぬ松書き残す旅と日々

自宅から目白駅まで歩く20分弱の道のりがいちばん句が浮かぶ時間かもしれない。毎日の様に歩くその道で見られるものが、俳句を作りはじめてからとても美しいものに感じられるようになった。
……と心底思えていた時期は過ぎてしまった気がしている。自分はまだこの地に住み続け、この道のりを歩き続けるが、今までと違う句を作るために今までと違う目や耳や言葉を得る旅として日々を生きなければならないのかもしれない。