2016年10月27日

竹の春石を運んできて降ろす

秋の遠足は毎年登山と決まっている。今年は通称ピラミッドとよばれている山だ。なんでもこの山の上にはUFOが飛来するとかいう噂。足に自信があったので、男子に交じって距離は短いが急な山道を登る。途中、根曲り竹の棒切れが落ちていたので拾い、ぶんぶん振り回しながら登ってゆく。それにしてもこの山、ずっと同じ傾斜が続いている。ピラミッドっていうくらいだからそれはそうなのだが、ちょこっと休憩する場所もない。頂上までひたすら歩くのみ。だんだん腿が痛くなってきた。「はぁ~、こえェ」腿に手を当ててよっこいしょと登ってゆくと、やっと少し広くなって平らな頂上に出た。「はあぁぁぁ、こえがった」顔を上げて遠くを見ると、八甲田連峰が見渡せる。空を見上げてみた。暫く見ていたがUFOは見えなかった。

[こえェ][こえがった]疲れた