2017年2月20日

しやぼん玉壊れて他者としてわたし

2月20日ですが2月20日の話をするのではありません。それ以前にあった出来事を2月20日という偶然な日にしているだけなのです。しかし2月20日になんとなくこの日記のようなものを目にするとき、わたしのむかしとあなたの現在がつながります。むちゃくちゃ自意識過剰すぎですが。(ちょー、世界系みたいじゃんわたし!)あなたがなにかここに書かれたものを日常で目にした時にわたしの世界線上と微妙につながり合うことがあるのかもしれません。またそのつながりの中で通じ合えたらそれ以上にうれしいことはないと思うのです。今日はバレンタインに遭遇した話。

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「おぼかたさん」
電車の中でラグビーか相撲部もしくは柔道のような体格の大きい男の子が二人で帰っていて、片方は小結のような感じでもう片方はそれよりは大きい。大きい方がカバンからバレンタインデーにもらったマフィンを取り出して、これ「加藤さん」と言って食べはじめた。次に取り出したのは「野村さん」。小結の方がどれがおいしかったかと尋ねると、小保方さんらしい。レモンのやつ、おいしかったよなぁと言い合った後、じゃあな、と別れた。
次の駅でガサガサと音をたて電車に乗り込んできた女の子たちはこれを知らない。