2017年3月14日

水温む音の生まれし頭の中

新卒研修の合間合間の休み時間は、皆で課題を進めたり、ふざけ合ったり、休日によみうりランドへ行く話もした。まるで、中学生をやり直しているようだった。今までそういうのを遠巻きに見ている側だったから、それがバレない様に振る舞えているか心配で、若干鬱陶しいキャラになっていたかもしれない。

研修では昼と夜に平凡な弁当が支給され、さらに夜は一人一本生ビールが付いた。チューター曰く、毎夜研修室に畳を敷き、宴を始めるのがこの研修の習わしだということで、いかにも若い営業の会社らしかった。
私はそれほどお酒が強くなくて、グラス一杯程度しか飲めなかったが、同期が弁当の味の良し悪しを熱く語っているのを聞いているだけで楽しかった。

食事の片付けが終わり、宿舎に帰る途中のSHOP99というコンビニで明日の朝食やお菓子やらをよく買った。誰が初めに辞めるのかとか、一ヵ月もたないよとかそんな話ばかりを笑いながらしていた。