2017年7月9日

懐中時計ループする日の枯れぬ花

洋画はあんまり観たことがないけど、にわかだけど、ティム・バートン監督の映画がすきで、今年公開された『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(2017,原作 ランサム・リグズ,脚本 ジェーン・ゴールドマン,監督 ティム・バートン)を観にイオンに行った。
古い屋敷でミス・ペレグリンと暮らす能力者のこどもたち。安全でいられるように安全な同じ日を繰り返して生きている。敵の見た目がおっかなかったり、グロテスクな映像はあるけど、雰囲気は最高だった。
空気よりも軽い身体の少女が、毎日同じ樹から同じリスが落ちてくるのを、腰にロープを結んで浮遊して、樹に還すといった日常のエピソードがすきだった。それぞれのこどもたちに個性があって、かわいくて、平和な日常をもっと見たいと願ってしまう。