2017年7月26日

ギターよりあの夏の砂神の旅

ギターは全然弾けないけど、この写真の古い父のギターを引っ張り出して、ビーンとやってみたら、案外いい音が出て、弾けたらかっこいいかも、と少し思った。コードとか、難しそう。

『色即ぜねれいしょん』(2004,原作 みうらじゅん, 脚本 向井康介,監督 田口トモロヲ)を何の予備知識もなく観てみた。変なタイトルだと思ったけど、青春映画っぽいジャケットに惹かれた。
みうらじゅんさんの自伝的小説が原作であり、1974年の京都が舞台。仏教系の男子校に通う主人公がフリーセックス主義者の集まる島に旅に出る。
冒頭で仏教系の学校に通ったことがあるひとなら聞いたことがあるであろう曲、三帰依文を男子高校生が暑苦しく歌っている。その時点で、この映画は面白い、と確信した。ヒッピー風の家庭教師が家に来たり、主人公が通信空手を習っていたりと、妙な映画だった。
先輩の黒岩徳将さん(かっこいい)に、この映画をおすすめしたら、面白かった、と言ってくれた。