2017年7月28日

さくらさくら都のうたに迎えられ

大学4回生のときに、アジアの文化という講義を受けていた。国際文化学部の講義で、京都が舞台の映画を観るという授業内容だった。確かにアジアの文化やけど、もうそれ京都の文化やん、と思っていた。講義中に、先生が関わった映画がもうすぐ公開される、とよく宣伝をしていた。大学を卒業してから、その映画『舞妓はレディ』(2014, 脚本・監督 周防正行)をGEOで見つけた。
『舞妓はレディ』は、田舎出身の少女、春子が舞妓になるまでを描くミュージカル映画である。DVDでは、字幕つき、音声ガイドつきで観ることができる。通常のチャプター以外にミュージカルのパートを再生できるチャプターもあり、とても親切である。
今やすっかり有名になった、主演の上白石萌音ちゃんが初々しい。小柄でくるくると踊り、笑顔が可愛らしく、声がきれいで歌もうまい。華やかで楽しい映画だった。
大学の先生の名前は、エンドロールの京ことば考証という文字の横で流れていた。

写真はWhole Love Kyotoさんの鼻緒シューズ。白いスニーカーに鼻緒が通っている。アイデアが素晴らしい。