「こわれ」から「だらけ」へつながることによって、堰を切ったようにとめどなくあふれる光。木々に囲まれてひそやかにある泉の光は、星くらいの明度でかがよう。原子炉の水もまた、泉なのかもしれない。美とは何かを問い直す句。
「豆の木」20号(2016年5月)より。
「こわれ」から「だらけ」へつながることによって、堰を切ったようにとめどなくあふれる光。木々に囲まれてひそやかにある泉の光は、星くらいの明度でかがよう。原子炉の水もまた、泉なのかもしれない。美とは何かを問い直す句。
「豆の木」20号(2016年5月)より。