2012年3月20日

龍天に昇ろうとして殴られる

前略
 今日おじゃましているのは動物病院、院長先生は冗談が好きな人です。家庭でアフリカゾウやアナコンダやヒグマを飼う方法、なんて、とてつもないトリビアを楽しく話してくれました。
 もちろん、飼うというのは冗談ですけれど、さすが動物病院の先生。冗談のなかにときおり挟まってくる動物の生態についての専門的な知識は、とっても興味深くて、脳みそがすこし豊かになった気分です。
 たとえば、ヒグマは春にはいわゆる「冬眠」から覚めたばかりだから、体力が落ちているのだとか。ヒグマを素手で倒したと自慢げに語る格闘家にはこんな質問をするといいそうです。「それはいつの季節ですか?」と。院長先生に言わせれば、「春」と答えた人は正々堂々な人ではないし、ほかの季節を答えた人は、そもそも嘘つきだということ。でも、筋肉隆々の格闘家の人の揚げ足をとるというのは、普段のヒグマを相手にするのと同じくらい危なっかしいかも。――もちろん、ぜんぶ冗談ですよ。
 龍の飼い方は、さすがの先生にも分からないようです。もしホグワーツの魔法学校にでも訪れる機会があったら、ハグリットに聞いてみようか。
 それでは、また明日。

草々

3月20日

“ペット(犬,猫)の事なら『+獣医のペット病院ウラ話!?』”より
福田若之