2014年11月24日

さいごまで蜂のかたちをして凍る

最期

最晩年の句。
これらはともに初出は総合誌で読んだ。
なめらかに詠まれてはいるものの、
特に、後者を読んだときにはちょっと身震いするものがあった。
「俳句を作るとはどういうことなのか」という根源的な問いがそこにはある思いがした。
その問いには僕はいまだ答えられていない。
さいごまで答えは出ないのかも知れない。

セーノヨイショ春のシーツの上にかな 川崎展宏 『川崎展宏全句集』冬以後
両の手を初日に翳しおしまひか 川崎展宏 『川崎展宏全句集』冬以後