2013年8月2日

羽根の如イルカのつくる波涼し

海を渡るのが好きだ。潮風を肌に感じるのも良いし、形を変える波を見ているのも楽しい。島と島をつなげているというところにもロマンを感じる。

先日地元広島に帰ったときは、俳句甲子園の選手だった当時からの付き合いである仲間と一緒に宮島に渡った。新しくなった水族館に行くことが目的だったが、折角なので高校生を連れて吟行句会ということにした。

牡蠣や穴子、かき氷、蛸煎餅など食に関する句材を集めることが多かったが、スナメリ(=白イルカ)は最小の鯨で瀬戸内海に昔はもっとたくさんいたのだということなど、宮島水族館ならではの知識も補充。余談だが、丁度厳島神社では結婚式が行われていた。最近とても人気のブライダルスポットなのだという。

船に乗ると時々思い出すのが、俳句甲子園に出場するため松山へ渡ったときのこと。その頃は対戦相手の句も事前に分かっていたので、船の中で質疑応答の練習をしたり、今より一校一校の紹介にかける時間が長かったので、円陣を組んで体育会系のノリでいってやろうぜ?!なんてパフォーマンスの準備をしたりしていた。(松山東高校の掛け声「頑張っていきまっしょぉぉぉぉい!」と被るのだけど……)

今年も広島からは県立広島高校が全国大会出場を決めている。

「先輩たちの十年前の雪辱を晴らしてみせますよ!勿論俳句を楽しみながら!」

と言ってくれる彼女たちの活躍を期待している。