野口る理 │ プロフィール

1986年4月25日 鳥取県生まれ徳島県育ち
現在、東京都渋谷区在住
修士論文「『パイドン』におけるミュートス ―プラトン哲学の再考―」
句集『しやりり』(ふらんす堂)
共著『俳コレ』(邑書林)、『子規に学ぶ俳句365日』(草思社)

自選十句

わたくしの瞳になりたがつてゐる葡萄
初雪やリボン逃げ出すかたちして
家にゐてガム噛んでゐる春休み
露の世や黒さまざまにチョコレート
しづかなるひとのうばへる歌留多かな
走りだす人の呼吸に蜂がゐる
雪降るかガムシロップの蓋くるん
小瑠璃飛ぶ選ばなかつた人生に
パイナップルジュース一口これは陽射し
此の世とは私たちの世泳ぎ来よ


定期講座

《くるり》毎月第三木曜 10:00‐12:00 (最寄駅=荻窪)
お問い合わせ→スピカ

《俳句日和》毎月第三土曜 10:30-12:30 (最寄駅=川崎)
お問い合わせ→JEUGIAカルチャーセンター川崎校

《ゆうゆう句会》毎月第四水曜 10:00‐12:00 (最寄駅=新高円寺)
お問い合わせ→スピカ

《野口る理と句会を楽しむ》毎月第四木曜 10:30-12:30 (最寄駅=国立)
お問い合わせ→NHK学園国立本校オープンスクール

《野口る理の俳句入門》毎月第四木曜 13:30-15:30 (最寄駅=国立)
お問い合わせ→NHK学園国立本校オープンスクール


最近の主な仕事(雑誌・新聞・ウェブなど) →2014年以前のものはこちら

・『俳句 10月号』(角川文化振興財団、2015)特別企画〈私の好きな「果物」の一句〉8句選と小文を寄稿
・『ku+(クプラス)2号』(ku+、2015)〈うーふー〉にインタビュー記事
・『俳句 8月号』(角川文化振興財団、2015)〈精鋭10句競詠〉作品「変身」と小文を寄稿
・『俳壇 6月号』(本阿弥書店)〈特集◆母を詠む、父を詠む〉作品とエッセイを寄稿
・『俳句 1月号』(KADOKAWA、2014.12)〈230名が選ぶ!注目の若手俳人21〉作品7句「謹賀新年」と小文を寄稿

最近の主な仕事(出演・シンポジウムなど) →2014年以前のものはこちら

・NHKラジオ第一「2日の夜はぷちぷちケータイ俳句」選者
・第18回松山俳句甲子園地方予選・東京大会審査員
・第140回現代俳句協会青年部勉強会〈読み直す新興俳句 何が新しかったのか ①高屋窓秋〉司会
・第138回現代俳句協会青年部勉強会〈蛇笏・龍太再読 風土詠を問う〉司会