2015年8月28日

泡立草ゆれて家族を待つやうに

昨年、祖母が亡くなり、祖母が一人で住んでいた阿波池田の家は空き家になりました。
祖母は庭の隅に茗荷やらアスパラやらいろいろ生えさせていて、それが祖母が亡くなった今も雑草に混じって生えています。
ちなみに、だいぶ前に亡くなった祖父が山から取ってきたまきもまだあります。

震災で家に帰れなくなった人も多い中、帰る故郷があるということがどれだけ貴重か、泡立草が揺れているのを見て思います。