2006.8.22産経新聞出版発行
近義松編著『俳人兎月集』
いやー、今江ノ島からの帰りです。鵠沼でかき氷を食べて、江ノ島で江ノ島丼を食べてですね、くたくたになったので特急に乗って帰ってます。
なんとなく、一句も俳句を作っていません。
昔は休みは秘境に行って俳句をばんばん作らないといけないというような意識がありましたが、最近、それがない。
うーん、うーんと唸って作った俳句もあれば、ぶらぶらっと出掛けてさくっと作りたい時もある。最近の僕は、ぶらぶら派です。これに飽きたらまたうーんと唸って作ろうと思います。
唸ると重くなるし、あまり軽いと浅くなるし、色々やるのが一番のような気がします。
さて、大島兎月さんの続きです。思ったよりもずっとながく楽しませていただいてます。
鉄瓶のつるにたかりぬ秋の蠅
今（麒麟家が）暑いせいか、この句もむわっと暑く感じます。落ち着いたらもう一度見てみよう。
祖母の忌や吾も大好きずゐき汁
あぁ優しい。俳句で大好きとか言っても良いと思う。
字も嫌ひ話も嫌ひ榾火翁
こういう人がいい顔してるもんです。
花嫁のはかせてもらふ雪の沓
大事に、大事にね
校庭に獅子舞のあり春祭
獅子舞「ヒャッホー」
田植笠みんなひとつの木に結び
みんななんとなく家族な感じに
榾火翁己が寝言に眼をさまし
また出ました、榾火翁
雉子の尾の出てゐる荷物棚の上
びよん←気になる
じゃ、お風呂が沸いたので
ばーい