2013.9.14青磁社刊行
『魚目句集』より
結構な人見知りで、知らない人ばかりの空間に行くとそわそわします。何も食べずにやたらと酒を飲みまくっている時は、かなり緊張している時です。
ちなみに、それなーに?と珍しい食べ物にも箸を伸ばしている時は、リラックスしている時です。
なので結局、よく知っている人としか遊ばないんですが、僕が信頼して遊ぶ人達を眺めると、あ、そっか、この人達ほとんどが「人見知り」なんだと気がつきました。「人見知り」の人とは初対面から仲良くなれることが多いです。
先日、直さんと文代さんと三人で昼酒をしたのですが、最高に居心地が良かったです。
「人見知り」は小人数の飲み会が大好きなのです。
『紅爐抄』の続きより。
冬を病む花も古人も一時に
花や古人や思い出や。
神の蛇にはよお眠りと老のこゑ
さぁ、眠りなさい~♪
きのふは一人西行庵へ竜の玉
今日は今日で。
鴛鴦(おし)あゆむ氷の厚きところかな
ひたひた。「厚き」が良い。
萩刈つて赤子のあたまほどの石
ごろりん。
伊勢海老にあゆめあゆめと被布の人
水族館で、伊勢海老にこっちおいで~とやると、結構来ます。僕は生き物によく話かけます。
羽子板の大きな顔も山のかげ
涼しさもある。下五で新鮮になった。
柿踏むや闇まつさきに目を奪ひ
柿踏むは嫌や。
すでにして針のひかりに氷る木曽
好きな句です。木曽はこういう句によく合う。「木曽」を使いこなしてみたいなぁと思うのですが、難しいんですよね。
春潮や墨うすき文ふところに
うすうす。
蕨出で鳥のごとくにかるき墨
かるかる。
春暁の古墨の中にしぶくもの
違いのわかる人、魚目さん。
この句集、あと一回やります。
じゃ
ばーい