2013年1月19日

折畳み椅子を抱えて窓の冬

 窓は、家に籠もりがちな私を外と繋いでくれて、日によっては其処だけが外との関わりだったりする。窓がなかったらどんな暮らしになるだろうか。「窓の冬」という季語を知ったとき、随分と安易な言葉だと思ったのだけれど、その言葉への印象が今はちょっと違う。
 窓の外がただ冬の様子だというだけではなくて、家の中から見えるほんの少しの冬景色を言っているのではなくて、窓の近くのモノや空の様子が見えるけど、それだけを言っているのではないと思えてきた。
 その先に続いているもっと遠くを、遠くのその奥を私は、いえ、人は思うのだ、と思う。