冬日透く曙色の曙杉
曙杉はメタセコイヤ。美しい姿の樹である。メタセコイヤって名前の音の響きもなんかいい。姿だけでなく、紅葉というか黄葉というか、和名の曙杉がぴったりの、赤みをおびた黄葉。名付けた人はきっと、日を浴びた大樹の黄葉を曙色と思ったのだろう。そう呼びたい素晴らしさ美しさである。
深大寺植物園に何本か並び立っていて、枯色の林に、その何本かが灯っているように見えた。家に近い川沿いの遊歩道の脇にもその樹があって、尖った先端に烏がよくとまっている。勿論、樹の下からそれを仰ぎ見るよりも、川向こうに見るのが美しい。
身近なものより川向こうのものは、なんだって美しく見えると言えば言えるけど。それに曙杉も、実は今は裸木である。