2013年8月21日

出会えば祭へ出会わねば海へ

以前の高校生の俳句には、ストレートで甘い恋の句が多かったような印象がある。俳句甲子園でも、ディベートの中で「高校生の半分は恋愛でできている!」と豪語した者もいれば、「そうは言ったが、実際には八割が恋愛じゃないだろうか」と言った審査員もいた。しかし、出場常連校が増えてきて、そういった句は減ってきている。手垢の付いた表現や類想類句を避け、採られる句の傾向を読んでの結果か。だけど、無いなら無いで「恋愛とかしてないの?高校生らしく恋の句で攻めるのもありなんじゃない?」という声もちらほら。
伝えたい思いや日常の発見や驚き、感動したことなど、自分が詠みたいものを詠むのが俳句だと思うし、実感のこもった句は見ていて清々しいものだ。技巧に走るばかりではなく、等身大の自分らしさをしっかり出した句を出せば良いということか。