いつまでもこどもでいたいはんもつく
「真の大人とは自由に子どもと大人を行ったり来たりできる人のことである」
誰から聞いたかはよく覚えていないが、確か大学の講義で聞いた言葉だった気がする。
「少年心をくすぐられる!」
なんて言って、「ゾイド」(昔流行った恐竜型ロボットのプラモデル。アニメ化もされた)や「モンハン」(モンスターハンターという複数名でモンスターを狩るアクションゲーム)、リアルな蛙や深海魚のガチャポン等に胸躍らせている時、ついつい言い訳として口にするのだが、実際教育に関わっているとこの言葉は確かだったなぁと思うことがある。
小学校の教師をしていた頃。時に子どもが悪いことや危険な事をすれば、学校中に響くような声で鬼のように叱ったが、ビックリさせてやろうと社会科「新鮮な魚を消費地へ」の単元で作っていった巨大な魚の模型は相当ウケたし、グラウンドを何周もする体力作りの時間では、一日に5・6回は子どもから挑まれ一度たりとも手を抜いたことはなかったが子どもが諦めることはなかった(傍から見ると相当大人気ない)。理科の実験や音楽なども教師の方が楽しんでるのではないかとウキウキ授業していると、子どもも乗ってきてくれる。先生が楽しそうだと大概の子は興味を示し、授業が楽しくなってくるのだ。そうすると先生が教えることも頭に入りやすくなるし、授業中に違うことをしようとは思わな い。自分から色々なことを調べてきて学力もついていた。
いろいろな方法や技術で、もっともっと上手く信頼関係を作ったり授業を進められる先生がいるが、僕が小学校を離れるとき
「先生の授業が一番好きだったよ!」
と言ってくれる子がいたので、これも一つ自分にとっての正解だったなと思う。