2017年12月8日2017年12月8日 水草の枯れて側転するこども 松井真吾 水草と、子どもの側転と、関係なくない? というシュールさ。 「て」でゆるく接続されながら、まあそれはそれとして、と側転するこどもへと移ってゆく重心の、不条理が心地よい。 「週刊俳句」第554号(2017年12月3日)より。