淡紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜まりに揺れている
さだまさし作詞作曲の「秋桜」はこんな始まり方をする。これを山口百恵が歌うんだから、秋桜を賛歌したくなる。
けれど実際、よくよく見ると秋桜の根っこも茎もひっちゃかめっちゃかで、その生命力には脱帽。束ねないと広がる一方なので、束ねたいけど、ぴちっと抜けそう。かと言って、これ以上ぐちゃぐちゃにはできない。
こちらに手を出させない秋桜の図太さ。そしてそれを困ったなぁと言いつつ一句にしてしまう面白さがある。
2013.11.1「旅が好き」
中山奈々が江渡華子・神野紗希・野口る理の俳句を読む。2014年5月連載。
淡紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜まりに揺れている
さだまさし作詞作曲の「秋桜」はこんな始まり方をする。これを山口百恵が歌うんだから、秋桜を賛歌したくなる。
けれど実際、よくよく見ると秋桜の根っこも茎もひっちゃかめっちゃかで、その生命力には脱帽。束ねないと広がる一方なので、束ねたいけど、ぴちっと抜けそう。かと言って、これ以上ぐちゃぐちゃにはできない。
こちらに手を出させない秋桜の図太さ。そしてそれを困ったなぁと言いつつ一句にしてしまう面白さがある。
2013.11.1「旅が好き」