一個じゃ、なんの実か分からないよ。というものもあれば、「こはしてもこはしても」判別出来る実がある。柘榴である。実だけではない。あの硬い皮だけでも、あ、柘榴だと分かる。だから露人ワシコフも遠慮なく打ち落としていたのか。
柘榴に対して、破壊行為をしているのに、あたたかい。真摯にものに向き合うってこういうことなのか。
2013.10.1「はやとちり」
中山奈々が江渡華子・神野紗希・野口る理の俳句を読む。2014年5月連載。
一個じゃ、なんの実か分からないよ。というものもあれば、「こはしてもこはしても」判別出来る実がある。柘榴である。実だけではない。あの硬い皮だけでも、あ、柘榴だと分かる。だから露人ワシコフも遠慮なく打ち落としていたのか。
柘榴に対して、破壊行為をしているのに、あたたかい。真摯にものに向き合うってこういうことなのか。
2013.10.1「はやとちり」