「冬の川」 江渡華子

「冬の川」神野紗希

豚肉に塩もみこみて十二月
湯たんぽに寝不足の足添はせをり
夫が音痴手の生えてきし雪だるま
雪よりも年下となる我が子かな
兄の名で夫呼びたる冬の川
持ち主不在そのまま毛布たたまれて
結婚記念日鍋熱きこと重きこと