夕凪に白き折鶴解き放つ
八月。今年も「俳句甲子園」の季節がやってきました。
現役生は勿論、僕たち元出場者にとっても毎年俳句とのつながりを深く感じる時期です。
第六回の時広島の安芸南高校から出場し、宇和島東の谷雄介や開成の山口優夢と直接戦ってから丁度十年目。数年間俳句から離れていた時期もありますが、今ではまた、岡山で特別支援教育の仕事に携わりながら、俳句を軸とした生活スタイルを定着させています。
自分が地道に俳句活動をしていく中、やはり気になるのが後輩のこと。自分の母校は既に出場しなくなって久しいのですが、
「私たちの学校は近くに出場する高校がなく、どうやって練習したら良いか分からないんです!」
「講習会も地方大会もなくて、投句審査にかけるだけです」
と、自分にも経験のある悩みを現役高校生にぶつけられると、何もしないわけにはいきません。大人になったからこそ出来る、各地で俳句を教わり大会に向けた練習ができる環境作りをしていきたいと思っています。
まずは瀬戸内、身近な中国地方や四国地方から。止まることなく回遊魚のように。