変はらざる数多の書名夜長星
この間の6月、約2年間の悪戦苦闘の末、「百句晶晶」の連載を辛くもなし遂げることができた。
どうにか終了まで漕ぎつけた安堵感とこれまでの疲労のため、しばらく何も手につかず、それこそ延々と突っ伏すようなかたちに……。
そして、ようやく復調の兆しが見え始めた矢先、1通のメールが舞い込んだ。
そこには、
「次は、『つくる』のコーナーを担当しませんか?」
という、やや危険な匂いのする依頼が。
これまた難題。
やれやれ、一難去ってまた一難、か。
仕方がない、今回も観念して依頼を引き受けることにしよう。
しかし、一体どうしたものか……。
しばらく思案を巡らせていたところ、
「俳句バス散歩」、「架空出版社」、「刊行予定書籍」、「悪句逍遥」、「古本ポチリ日誌」、「俳句未来日記」、「関西デパ地下試食ツアー」、「環状線のデッドヒート」
などといったアイデアが、まるで泡沫のように浮かんでは消えてゆく(内容は想像にお任せします)。
考えることに倦んで、ふと目を上げると、本棚が視野に入ってきた。
そうだ。これをベースにして、どうにか今回の責を果たすことにしよう。
タイトルは、「書架の前にて」に決定。
ということで、また明日、お目にかかりましょう。