大皿に光をのせて感謝祭
11月の第4木曜日は米国の祝日、Thanksgiving Day、感謝祭。17世紀に英国から大陸に渡った清教徒は、その年の冬この土地の寒さと飢えに苦しんだが、原住民に智恵を授かり翌年は多くの収穫に恵まれた。このことを神に感謝し、恩人の原住民を招いて会食したことを起源とする。今日では家族が集まり皆の無事を祝う日となっていて、なんとなく日本の正月を思わせる。翌日の金曜日に休みを取り、週末にかけて4連休にする人が多くこの週末の前後は帰郷のための大移動で交通は大混雑。これも風物詩。
人々はこの日に行われる催し物であるフットボールの大試合やドッグショー、感謝祭パレードを家族揃って楽しむ。米国各地で行われるパレードの中でもニューヨーク市のものは有名。摩天楼の只中を、人気キャラクターを形どった巨大なバルーンが練り歩く姿に子供達の目は釘付けだ。そして最大のイベントは Thanksgiving diner、感謝祭の食事会。 詰め物をした七面鳥の丸焼き・さつまいもに似たヤムの料理・グレービーソース・クランベリーソース・パンプキンパイなど、伝統的な料理を皆でいただく。ここは移民の国。海外に郷里を持つ人も多いからだろうか、家族だけでなく友人を誘うのも伝統のようだ。ぽぽな家もご招待いただき、ひととき大家族気分 。
感謝祭が終わると、間もなくロックフェラーセンターに巨大なクリスマスツリーが灯される。ホリデーシーズンの到来だ。色とりどりの電飾を纏う街路樹やビルディング 。溢れかえる人の波。 ニューヨークはこれからNew Year’s Eve、大晦日のカウントダウンに向けて、その輝きと賑わいとをいよいよ増してゆく。