悴んで車輪のまはる筋の見ゆ
凧の息遣いが、右手の指に伝わってくる。
空にいる凧の呼吸が、まさに手に取るようにわかる。
あんなに遠くにいるのに、あんなに小さく見えるのに、こんなにもいきいきと伝わってくる。
そんなときいつも、自分の両足が地から離れてしまわないかと、
ぞっとして、気が遠くなるのだ。
すると、なぜか左手の糸巻を強く意識する。
悴んで車輪のまはる筋の見ゆ
凧の息遣いが、右手の指に伝わってくる。
空にいる凧の呼吸が、まさに手に取るようにわかる。
あんなに遠くにいるのに、あんなに小さく見えるのに、こんなにもいきいきと伝わってくる。
そんなときいつも、自分の両足が地から離れてしまわないかと、
ぞっとして、気が遠くなるのだ。
すると、なぜか左手の糸巻を強く意識する。