2017年9月5日

コッペパン辿れば秋の古戦場

●住まいという〈かたち〉●

うら若きころ、何を血迷ったのかボロボロの屋根裏部屋を借りて、同居人と力をあわせて総リフォームしたことがありました。

まずは壁の煉瓦の穴をモルタルで埋めるところから始まり、換気扇を設置し、電気コードを配線し、壁を白く塗り替え(何十キロのペンキを運んだことか!)、部屋の形にぴったりな家具を自作し…と死ぬ思いをしてつくりあげた住まいから得た教訓は、うーん、うーん、残念ながら新しい物件の方がはるかに住み心地が良いってこと。