2012年12月26日

ぐらぐらとえさ減る冬の空なら私だ     SSTbot

鴇田智哉の回答

iijmさんからの質問
①短歌や詩など他ジャンルの創作に手を染めた(る)ことはありますか?

短歌・詩はたまに作る、が、作品と呼べるようなものができない。
でも、たまに作りたい。

②俳句に「虚構」を詠むことはありますか?

虚構「のようなもの」はあるが、虚構はない。
見える、聞こえる、匂う、触れる、味がする、などがすべて。

③推敲にどの程度時間をかけますか?また、句を並べるとき意識していることはありますか?

推敲時間はゼロもあれば、一年以上かかることも。
句を並べるとき意識するのは、息遣いが一句目から最後の句まで、全句を通して繋がっているかどうか。

④③に関連して。それはいつどんな時にやりますか?通勤電車の中で、喫茶店で、あるいは夜自宅で、など。

好きな場所は、多摩川の土手、モノレールの席、目覚めかけの布団。

⑤好きな本を3つ挙げてください。(句集、小説、漫画なんでも可)

三つには絞れないけれど、今思いついた三つを。

・大森荘蔵「新視覚新論」
・葛原妙子「朱霊」
・芥川龍之介「蜃気楼」

※「蜃気楼」は書名でなく作品名

⑥好きな音楽を3つ挙げてください。

2012年12月17日

⑦ 最近、「鉄鍋のジャン!」という漫画に嵌っています。この漫画では登場人物たちが「料理は伝統だ!」「料理はハイテクだ!」などと、自分のモットーを繰り 広げて料理バトルを展開するのですが、それに倣って自分の俳句のモットーを教えてください。例「俳句は写生だ!」子規 

「俳句は中毒」
人がそこに浸かっている、という意味で。
あるいは、
醒めたと思ったのに実はまだ夢の中にいた、みたいな意味で。

⑧最後にもう一つ。好きな海外の作家がいましたら教えてください。

「昆虫記」のジャン・アンリ・ファーブル。
小説家でなくてすみません。現代でもなく。