ぐらぐらとえさ減る冬の空なら私だ SSTbot
鴇田智哉の回答
iijmさんからの質問
①短歌や詩など他ジャンルの創作に手を染めた(る)ことはありますか?
短歌・詩はたまに作る、が、作品と呼べるようなものができない。
でも、たまに作りたい。
②俳句に「虚構」を詠むことはありますか?
虚構「のようなもの」はあるが、虚構はない。
見える、聞こえる、匂う、触れる、味がする、などがすべて。
③推敲にどの程度時間をかけますか?また、句を並べるとき意識していることはありますか?
推敲時間はゼロもあれば、一年以上かかることも。
句を並べるとき意識するのは、息遣いが一句目から最後の句まで、全句を通して繋がっているかどうか。
④③に関連して。それはいつどんな時にやりますか?通勤電車の中で、喫茶店で、あるいは夜自宅で、など。
好きな場所は、多摩川の土手、モノレールの席、目覚めかけの布団。
⑤好きな本を3つ挙げてください。(句集、小説、漫画なんでも可)
三つには絞れないけれど、今思いついた三つを。
・大森荘蔵「新視覚新論」
・葛原妙子「朱霊」
・芥川龍之介「蜃気楼」
※「蜃気楼」は書名でなく作品名
⑥好きな音楽を3つ挙げてください。
⑦ 最近、「鉄鍋のジャン!」という漫画に嵌っています。この漫画では登場人物たちが「料理は伝統だ!」「料理はハイテクだ!」などと、自分のモットーを繰り 広げて料理バトルを展開するのですが、それに倣って自分の俳句のモットーを教えてください。例「俳句は写生だ!」子規
「俳句は中毒」
人がそこに浸かっている、という意味で。
あるいは、
醒めたと思ったのに実はまだ夢の中にいた、みたいな意味で。
⑧最後にもう一つ。好きな海外の作家がいましたら教えてください。
「昆虫記」のジャン・アンリ・ファーブル。
小説家でなくてすみません。現代でもなく。