2011年5月21日

のみどまで薔薇咲きのぼり口を開け

 

トンネルを抜けると、そこは薔薇の国だった。

県道沿いの駐車場のフェンスに咲き群れる色とりどりの薔薇。

おじいさんやおばあさんたちが、介護士の若者の手を借りながら、薔薇に溺れるように歩く。

そこは工場の跡地なのだという。誰が植えたのか、誰が手入れしているのか、誰も知らない。