のみどまで薔薇咲きのぼり口を開け
トンネルを抜けると、そこは薔薇の国だった。
県道沿いの駐車場のフェンスに咲き群れる色とりどりの薔薇。
おじいさんやおばあさんたちが、介護士の若者の手を借りながら、薔薇に溺れるように歩く。
そこは工場の跡地なのだという。誰が植えたのか、誰が手入れしているのか、誰も知らない。
のみどまで薔薇咲きのぼり口を開け
トンネルを抜けると、そこは薔薇の国だった。
県道沿いの駐車場のフェンスに咲き群れる色とりどりの薔薇。
おじいさんやおばあさんたちが、介護士の若者の手を借りながら、薔薇に溺れるように歩く。
そこは工場の跡地なのだという。誰が植えたのか、誰が手入れしているのか、誰も知らない。