2013年5月29日

すぐそこで蟹が見てゐるプロポーズ

きりんの家29日目「プロポーズは宮島で」
きりんの家29
宮島の大しゃもじ

さぁ、あとラスト数日、恥ずかしくいこうぜ、という事で今日はプロポーズ篇。

プロポーズってあれ、皆やったんですかね?どう?

最近はあまり「お嬢さんをください」と直球で言ったという友達が少ないのですが、はたして「結婚しよう」ってやつ、これは皆やったんでしょうか?

わたくし男麒麟、自分不器用ですからと、いやー、恥ずかしいし今さら言いたかない、察してくれよと言うところ…。

親にも紹介し、もうどうにも覚悟を決めるしかない段階にはなっていましたが…

モジモジ…、自分、不器用ですから。

時はお盆、場所は広島一ありがたい場所、宮島でござった。

あの宮島の大鳥居の下でA子がちょんちょんと脇腹をつつくではないですか…。

あぁ…、言いなさいとアピールしてる、あぁ…、言わなきゃなんないのかなぁ…、えー、今?言わないと怒るかなぁ…。

麒麟「…来年の、一月頃…、籍を入れますか?」


これが麒麟のプロポーズです。精一杯でこれです。

その瞬間パーっと色んな事が頭を高速で過って行きました。仕事、三十代、転職、年収、税金、年金、俳句、長谷川櫂、父よ、母よ、上田(A子の生まれ故郷)、千葉(A子実家)、酒、酒を控えめに、終電には乗り…、子ども、養育費、将来の俳句を…

だいたい考えないでいい事なんですが、パーっとですね、光のように将来の不安と期待とが思い浮かびました。

最近は、とにかく、元気で長生きができれば幸せなんじゃなかろうかと、あまり面倒な事は考えないようにしています。

ね、A子ちゃん、とにかく楽しくやっていきましょう。

「はい、よろしくお願いします」

なんと、あと数日だわ

また明日!