すぐそこで蟹が見てゐるプロポーズ
さぁ、あとラスト数日、恥ずかしくいこうぜ、という事で今日はプロポーズ篇。
プロポーズってあれ、皆やったんですかね?どう?
最近はあまり「お嬢さんをください」と直球で言ったという友達が少ないのですが、はたして「結婚しよう」ってやつ、これは皆やったんでしょうか?
わたくし男麒麟、自分不器用ですからと、いやー、恥ずかしいし今さら言いたかない、察してくれよと言うところ…。
親にも紹介し、もうどうにも覚悟を決めるしかない段階にはなっていましたが…
モジモジ…、自分、不器用ですから。
時はお盆、場所は広島一ありがたい場所、宮島でござった。
あの宮島の大鳥居の下でA子がちょんちょんと脇腹をつつくではないですか…。
あぁ…、言いなさいとアピールしてる、あぁ…、言わなきゃなんないのかなぁ…、えー、今?言わないと怒るかなぁ…。
麒麟「…来年の、一月頃…、籍を入れますか?」
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これが麒麟のプロポーズです。精一杯でこれです。
その瞬間パーっと色んな事が頭を高速で過って行きました。仕事、三十代、転職、年収、税金、年金、俳句、長谷川櫂、父よ、母よ、上田(A子の生まれ故郷)、千葉(A子実家)、酒、酒を控えめに、終電には乗り…、子ども、養育費、将来の俳句を…
だいたい考えないでいい事なんですが、パーっとですね、光のように将来の不安と期待とが思い浮かびました。
最近は、とにかく、元気で長生きができれば幸せなんじゃなかろうかと、あまり面倒な事は考えないようにしています。
ね、A子ちゃん、とにかく楽しくやっていきましょう。
「はい、よろしくお願いします」
なんと、あと数日だわ
また明日!