2013年10月29日

『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』蜻蛉に

レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)は、絵画、彫刻、音楽、建築、科学、数学、工学、解剖学、地学、植物学などに携わった、ルネサンス期を代表する博物学者。

これだけ様々なジャンルを自らのものにすることが可能であったのは、やはりダ・ヴィンチが、この世界における「仕組み」を、よく弁えていたためなのであろう。

自然の中には理法なき結果は何ひとつ存在しない。理法を理解せよ、そうすればおまえの経験は必要でない。

という言葉も『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記(下)』(杉浦明平訳 岩波文庫 1958年)に見られる。

私の手元にある『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』は、岩波文庫版のもので、上・下の2冊に分かれている。
ダ・ヴィンチは、終生空を飛ぶことに憧れ続けていたとのことである。