躑躅は垣根にしやすい。葉のときも花のときも隙間がない。赤も白もそして混合も、ああ夏が来る(来た)と感じさせる。しかしなんだか苛々してくる。あるいは不安にさせられる。乱れなくそこに咲く躑躅は、枯れてもそこに留まる。その枯れた花がまた隙間を埋める。
鉄壁。要塞。ここを落とさなければいけない。何故かは分からない。けれど、世の中ってそうでしょ。そうなのかな。そうかも。よし、赤点のテストで作った紙飛行機で偵察だ。
紙飛行機ははたして、躑躅の上に留まる。少し上すぎた。次こそ。、、、当たった。当たったが、そのまま落下。もっとスピードが出て、細いもの。吹き矢だ。吹き矢しかない。
「刺さるだらう」。刺さるだろうけど、何だか勝てる気がしない。躑躅って本当に不思議。
2013.5.1「頁」