つぎつぎに枝ゆさぶつて小鳥来る  長田群青

小鳥であるのに、ゆさぶられるということから、枝が細い木であることがわかる。木がゆれ、それから小鳥の存在に気付くのだ。「小鳥来る」はイメージ的が季語として用いられることがよくあるが、実際の景としてしっかりと小鳥が詠まれている句だ。

句集『押し手沢』(平成24年 花神社)より。