あらはなるましろき腕や夏の空  南十二国 

『鷹 第48巻第10号』(鷹俳句会 2011.10)より。

いつもは長袖だったり、インドアだったりする人なのだろう。白い腕というのは、明るい場所に行くと、より白く見える。夏なのに腕が白いという違和感よりも、あらはに出している無防備さに、どきっとする。普段露出の少ない人が露出をすると、なおさらだ。

それでもいやらしさもなく、さっぱりとしたさわやかさを感じるのは、夏の空ともってきているからだろう。雲ひとつないだろう空に映えるのは、やはり白さなのだと思う。