続はなこのはらのこ(陣痛を呼ぶ散歩編)

出産予定日は2月10日。
2月7日は予定日まであと少しで、翌日母が青森から来てくれる予定で、私はのんびりすごしていたのですが、昼過ぎにちょっとしたお腹の痛みが。時間をはかると、十分間隔。でも、陣痛にしては痛くないなぁと思いながら、母に連絡。母は違うんじゃない?と言いながら、どちらかというと、翌日予報されている雪を懸念している様子。新幹線は8日で購入しているけれど、変更は一回までだし、8日以前の日にちでなければ変えられないので、変更するなら7日しかない状態。電話を切ってから一分後、母からメール。
「やっぱり今日行くわ」
時刻は夕方四時半。今からだと夜遅くになっちゃうから東京の妹のところに泊まったら?と言いながら、やっぱり甲府までの最終で来ることに。これが正解でした。(あ、ちなみに腹痛は前駆陣痛だったようで、夜にはひいてしまいました)
翌日、あずさ・かいじはほぼ運休。一面真っ白の韮崎市。予定日間近の私は今陣痛きたら!と焦りました。旦那さんの上司の方から「甲府までタクシーで来てホテルとった方がいいよ」とアドバイスをいただき、その通り行動することに。
10日早朝、お腹がまた痛くなりました。起きてきた母に言い、別室に泊まってる旦那さんにも連絡。急いでシャワー浴びてくれたのですが、また痛みがひいてしまいました。
華子「(痛みひいちゃったけど)こっちの部屋くる?」
旦那「いや、いい。部屋で映画みてる」
華子「・・・・・」
とりあえず2泊して、交通も普通になったので、一旦自宅にもどることに。これが11日でした。

全然生まれる気配ないなー。ということで、12日の朝、今日産もうと起き抜けに密かに決心。赤ん坊が下がるように、お昼を食べて散歩に出ました。近所の散歩コースは除雪されていなく、違うコースを歩くことに。そしたら迷子に。。。
た、多分この方向だ・・・と坂道を上り、住宅街をのそのそ歩いていると、下半身丸出しのおじさんに遭遇(昼間です。昼過ぎです)。
華子「えーーーーー・・・・」
おじさん「あっ・・・」
おじさんはおじさんの家の敷地ぎりぎりのところにいたので、そそくさと家に入っていきましたが、家がそこなら、尚更謎行動。
テンションも下がり、道は相変わらずわからないし、30分歩く予定がもう1時間歩いてるし、半べそをかきながら行くと、人ひとり分しか雪かきされていない道にでました。見渡しても田んぼだらけで、道はぐにゃぐにゃだし、私はこんな身体でお家に帰れるのだろうか。。。と、しばし途方に。ここでちょっと言い訳ですが、私が育った十和田市は人工的に作られた町で、町の道路が碁盤の目なんですよね。そして、大学時代過ごした京都も碁盤の目。道に迷っても適当に歩けばなんとかなっていたんです。
しかし!山梨は本当に道が煩雑で、何を思ってこの道を作ったんだ!!と思う道が結構多い。車運転してても一方通行多いし。
べそべそしながら、歩いて、細い横道が妙に気になりました。このまままっすぐ行くか、この道に入るか。試しに入ってみたら、ようやく見覚えある道にでました。
家が見えて本当にほっとしました。帰ると母が「遅かったねー。電話しようかと思ってたところだったよ」と出迎えてくれました。私はあった出来事を話し、お昼寝をすることに。
うつらうつらしていると、じょろっと股から何かが出た感触がしました。
破水でした。

つづく。