夢に舞ふ色々美したかしかな②

昭和40.11.30笛発行所発行
『たかし全集第一巻』より

たこ焼き器を結婚祝いにいただきましてウホウホ遊んでいます。

料理は一切手伝わない僕が、たこ焼きにだけはヤル気を出し、作り方を調べ、あーだ、こーだと美味しくなるように頑張ってます。

タネを六割入れて具を入れて再びタネを穴に入れ、四分したら竹串を二本持ちクルクルとして三分、いやブツブツ…。

調べると色んな作り方がたくさん発見でき、これは面白いと夢中になっています。

美味しいたこ焼きが作りたいと思う情熱があれば、多分良い句も作れるはず、わかんないけど。

じゃあ松本たかし読みましょう。

今日は句集『鷹』からですよー。

東京を見て屋上に春惜む

たかしは鎌倉の人というイメージがあり、東京がなんだか合わない気がします。東京メトロなんか乗れないんじゃないかなぁ…。

好み吊る古簾にはあらねども

ってわけじゃあないんだけれども

月待つや指さし入るる温泉の流

とりあえず触ってみたい

山山を統べて富士在る良夜かな

凛として大。時には立派な句も詠んでみたい。

十五夜の遅き温泉壺に宿の者

温泉壺って良い響き、ちゃぷん。

山畑の空になりたる柿一本

僕は柿が大好きで、食べて良し、見て良し、詠んで良しな柿は万能だと常々思っています。

鴨を得て鴨雑炊の今宵かな

モチのロン

事務室や石炭箱の暖炉燃ゆ

昔、虚子に登戸やってな上五を見て自由だなーと関心したんですが、事務室やかぁ…、自由だなぁ。

蛤を買うて重たや春の月

たくさん買うたや

セルを着て遊びに行くや東京へ

うほ

たんぽぽの絮が硯に盃に

うほほ

登山バス霧がかかればゆるやかに

箱根らしい。霧なので、危ないので。

木曽谷の奈落に見たる銀河かな

俳句で詠んだ時の「木曽」と出るとなんだかゴツイ感じご不思議。

茄子一つ道に落ちゐて光るのみ

この茄子を近所の子にあげてみたら…

泳ぎ子のぴかぴか光り岩に上る

ぴかぴかになっちゃった!!って話ではない。

はい、ほんとは面白い句もっとあるんだけど、長くなったからこの辺で。

ばーい