なかなか長く中田みづほ3

昭和56.8.5新潟俳句会発行
「季題別 中田みづほ全句集」より。

おもてなしについて考えている。

昔々の話だそうだが、こんな話を耳にした。

○○大学の○○部の大きなイベントの一つに先輩の引退式の話。三年生で一応引退する先輩達をもてなすために飲み会が行われるのだ。

稽古場(神聖な場所なので、普段は飲食を絶対しない)にブルーシートを敷きまくり、準備完了。後輩が引退する先輩に酒を注ぎまくるのだ。お疲れ様でした、ありがとうございました、と、次々にやってくる酒を、先輩として飲み干さなければならない。男も女も関係ない。楽しいとか楽しくないとかも関係ないのだ。ちなみにビールと日本酒だけだ、チューハイのような甘いものはもちろん無い。水やお茶は倒れた時に初めて支給される。

引退する先輩は全員潰れなければならない。これが先輩側の礼儀とされていて、マグロのように横たわる先輩の口へビニール袋を添える。寝ゲロ防止である。これは一年生の仕事。ゲロだらけの先輩の介護はもちろん仕事。先輩が死なないかどうか見守るのは二年生の仕事。

引退する先輩が潰れないでいると後輩達はもっと先輩、OBに叱られる。もてなしが足らないじゃないか!と叱られる。

おもてなしとは命をかけた勝負なのだ。

えーと、聞いた話です。

中田みづほやります。

豆餅はあり椿餅売り切れて

俳人は椿餅探します。なかなか無いんですこれが。僕は春になると俳句作るために餅を食べまくります。

あちこちに鍬つき憩ふ梨の花

憩いに行こう。

集まりぬゆすらの花の散るなべに

ゆすら思い出すなぁ。

満開の連翹に雪変なもの

変なものが動かない、とか句会で言ったとしたら楽しい。

泳がずにからだの重み蝌蚪沈む

丸に棒。蝌蚪。

花吹雪ワンダフル、オオ、ワンダフル

わーお。

父よりも身近かな感じ虚子祀る

父「わーお」

初蝶を見しよろこびを繰り返し

またまたわーお。ワンダフル。

じゃ

よいお年を。

ばーい。