この頃の川柳の人達1

2001.2.1 川柳木馬ぐるーぷ発行
「現代川柳の群像」より。

会社が今ピンチでして、年末あたりから急に仕事がきつくなり、身体がばらばらになりそうです。目は死んでます。腰が痛いです、手首がもげそうです。気分はもちろん最高に腐ってます。

近くに接骨院が出来たので夫婦でお世話になり始めました。

ボロボロだけど、負けるもんか。

しばらく川柳やります。昔買った「現代川柳の群像」を読んでいきます。作家論がとても良いのでぜひ手にとって欲しいアンソロジーです。

酒谷愛郷

父の死後ジャンケンポンも弱くなる

あぁ、父よ。

すこしピントはずれに医者とぼく笑う

たはは。駄目でちょっと寂しい。

餞別袋に明るい海を入れてやる

どばどばと。明るい海ってのが良い。

歯が抜けて男笑ってばかりいる

どうにもねぇ。

鐘つかんかな ふしぎな旅の 三月を

旅は不思議が良い。

眠ったふり 少年父を赦すなり

昔父が、フィリピンのお姉さんに電話をかけてたのが忘れられない。

われも吾もと十三月の木に登る

十三月はどんなかな。

なんの種だろうか 死者の暗がりに

ぽてり。

寒くはないかさむくはないか馬鹿踊り

あーら、よいよい。

じっくり読みたい本なので、のびのびいきましょう。

じゃ

ばーい