この頃の川柳の人達14

2001.2.1 川柳木馬ぐるーぷ発行
「現代川柳の群像」より。

輝かしい若者が街に溢れている四月です。

学生の頃、尊敬していた教授からこう言われたのを思い出す。

四年間居たって特に何にも出来はしないから、悲劇でも読んでのびのびしてたら良いですよ。

アイスキュロス、シェリーやヘルダーリン、クロイストなんかは先生が教えてくれた。部屋でベートーヴェンやモーツァルトを聴かせてくれたり画の話をしてくれたり。

なんだか、あんなに面白かったのに、ほとんど覚えてない。でも素晴らしい先生だったなぁ。

春ですなぁ。

川柳読みます。

佐藤丘俊

権力の背へ死票だけ積んでやる

やる。

墓石もなく継がれゆく一揆の血

濃いぜ。

長靴に僕の両手をしまいこむ

もわっとする。

大根が光る腐った世の中で

光り輝かしい、大根。

暗い世がくるぞ田螺のひとりごと

田螺「なんでもないよ、ひとりごとだよ」

豚の胃で安保条約ぶくぶくぶく

ぶく。

星いちめん冬田のひとりごとつづく

冬田「寒っ」

はい

じゃ

ばーい