昭和49、毎日新聞社発行『定本高濱虚子全集 第一巻』「五百句時代」を読む
A子へ、一日連絡が取れなかったからと言って、翌朝の新聞で僕の死亡記事を探したり、俳人のTwitterを探るのはやめておくれ、生きてますよ、もうぴんぴんですよ、いくらなんでも野垂れ死にの心配なんかしなくても良いじゃないか、あぁごめんごめん、僕が悪かったよ、よしわかった、明日は良い天気らしいので、大宮に良き盆栽園があるらしいので行こうじゃないか、ねぇ、盆栽は良いぞー、俳句がもりもり湧いてくるからね、え?ディズニーランド?…ごめんそれはナシの方向で、ぼ…盆栽園の何がいけない!?あの可愛らしさがわからぬかぁ!!
と夜中に空想しちゃって僕ったら寂しい、たはは、ふぅ…虚子を、虚子を読もう、ただただ読んでいける俳句、虚子の俳句はいつだって、どんな時でも読むのが嫌になるご事はない、さ、読もうかね
今日は大正7年からですよ、最初の句は、おぉっ!?これか
初空や大悪人虚子の頭上に
ぬけぬけとしていて良い、大悪人は芭蕉よりも子規よりも虚子に付くのがカッコいい
盗まれし後のふくべに野分かな
おのれ…
秋雨の風呂二度わかす朝寝かな
あぁのびのびと良いなぁ
いたく揺れて来る提灯や露の道
綺麗で、なんだか怖い、うん、怖い
踊まだ人ちらほらとそこらかな
この興味があるような、あまりないような感じに不思議と癒しを感じます。
ぬれて飛ぶ畳の上の雨蛙
迷惑、あぁ、汚れると思いつつも黙って見てる虚子を想像すると楽しい。
秋晴に足の赴くところかな
ところかな、ぐらいの気軽さが良い
左右の手にとりし早苗を一束ね
意味で考えると、だから?と言った俳句だけれど、やっぱり、だから?で済まない何かがある気がするなぁ、その「何か」が書いてある虚子論があれば読んでみたい、僕?僕はきりんのへやで忙しいので…、誰か書いてみてはどうでしょう?
耳元に蚊の声がして唯眠し
刺されますよ、唯眠しじゃないっすよ!
千二百七十歩なり露の道
へー
洟かむや時雨日和をめでながら
良いなぁ、今週の素晴らしい上五は「洟かむや」に決定しました!おめでとうございます!あぁほのぼの
干からびてちぎれなくなる干菜かな
なんだって詠めるし、詠んで良いんです。
可笑しいと、くだらないって近いとこにあるんだろうなぁ
屈強の若者寝たり薄蒲団
男は黙って薄蒲団
我猫をよその垣根に見る日かな
少しだけ寂しいけど、声はかけない
涼風邪の暫くしては又来る
あ、また来た、ぐらいの嬉しさが良い
蚊いぶしの煙に遊ぶ蚊にくし
アハハ、今週の素晴らしい下五は「蚊にくし」に決定!ほんと虚子って蚊とか蠅とか詠むの好きだなぁ。虚子が面白いと感じた対象だけずらっと並べて考えてみれば何かわかる気がします、誰かやりませんか?僕?僕はきりんのへやが忙しいので…
ストーヴに遂に投ぜし手紙かな
虚子の俳句と思うと、誰からの何?とすごく興味があります。
スマホに変えてからうまく文字が打てないので今週はこの辺までにしよっと。
ちなみに大正14まで読みました、楽しいです。元気の無い時に「元気だせよ」と言われても、元気なんか出るわけないんですが、虚子の句はそんな風に絶対に「元気だせよ」だなんて言いません、そのへんなのかなぁ、そのへんに癒されるのかなぁ、とにかく、ただただ読めるという虚子の俳句にすくなくとも僕は癒されています。タッチパネルが嫌でスマホの使い方がよくわからなくてイライラしている僕を、静かになんとな~く癒してくれるのです。
そんじゃまた、バーイ