ゆーむに華ちゃん

山口優夢著「残像」2011年7月30日、角川学芸出版刊行

江渡華子著「光陰」2007年3月20日、赤々舎刊行

なんだか幸せな気分なので今回はスペシャルです。ある嬉しい会の帰りの電車の中から書いてます。熱が薄れる前に書かなきゃね。(当日はまくらを書いた段階で力尽き、本文は翌日書いてます)

いよっ!大将っ!大統領!偉いねィ!!

皆さん、行って来ましたよー、例の話題の結婚式!!

麒麟がスーツを着るのは俳句のパーティ等お祝いぐらいでございます。麒麟のスーツ姿を三度見ると幸福になる、というのはこれ、俳句界の常識。

会場に行くまでに神野さんとサトアヤにばったり会ったんですが、神野さん、僕のスーツ姿を見て爆笑するではないですか、いやいや、これ、結構本気な格好ですから。ネクタイなんかちょっとお洒落なの選びましたから。

まぁとにかく、山口ゆーむと江渡華子さんの結婚式、いやー、えがったです、ほんと、最高。

かの○ークラでバァ~ンと行われた結婚式(ほとんど華ちゃんが準備したらしい)、人数わいわい料理はうまいし、大変楽しい式でした。ケーキがデカイのこれがまた、すごいねって。

つくづく思ったのはあの二人は人から好かれてるんだなぁと、友達から先輩、職場の仲間までみんなが心から祝福していてなんともあったか~い会となっていたのは二人の人望でしょう。僕ではとてもあんなには出来ないなぁ…。

華ちゃんが気を使ってくれたのか(二次会でゆーむにナイスだったと言ったら、あれ全部華ちゃん、って言ってた)とても居心地の良い楽しいテーブルでした。すなわち左が谷ユースケ、右が生駒くん、これは居心地良い。

麒麟「ねぇねぇ、幸せに…なりたいねぇ、なれるかなぁ…」

ユースケ「あ、麒麟さん、今同じ事考えてました」

僕達に幸あれ!

ボロボロな人生のわりに人を羨む事の無い僕ですが、今日ばかりは羨しく思ったね、あの幸福がうらやましい。

僕は正直、パーティ等が不馴れで若干苦手なんですが、行って良かった、心の底からそう思いました。すごーく楽しかったです。うん、パーティっていいじゃないか、嫌いじゃないよ僕、そういうの、ってなぐらいになりました。山口家の結婚式のおかげです。

とにかくね、華ちゃん綺麗でした、輝いてましたよ。ゆーむはなんつーか、可愛いね。あれは愛されるわと、今までゆーむが嫌いな人とか見た事がないし、ほんといい奴です。

二次会も実に楽しかったですよ♪司会は男の中の男、谷ユースケ、彼は会うたびにたいした奴だと思わせてくれる楽しい人ですが、今回もいい仕事してました。あれは男だねと心底思いましたよ。
偉いねこのっ!

司会は男、谷ユースケ、これまた俳句界の常識となった事でしょう。

二次会でサトアヤは肉をわんさか食べてました。とても美味しそうに食べてました。どれどれと僕も食べたら、確かに美味かった!もう一つ欲しいと取りに行ったらもう肉は無くなっていました…。多分ほとんどサトアヤが食べたんだと思います。

若ちゃんや越智くん、村越くん達や若手の綺麗どころも頑張って働いてました。僕はああいう裏方の役に全然立てないので大変申し訳ない。
なんというか僕、悪気はないけどドンクサイのです。

あんなに人が動いてくれるのも皆山口夫婦の人望なのです。

メデタイ事があったら、谷ユースケにだけは絶対何か頼もうと思いました。

いやー、ほんと、いい一日でした。ゆーむ、華ちゃん、おめでとう!ありがと!これからもよろしくね。

今回、結婚式記念ってな事で二人の句集から交互に俳句を見て行こうじゃないですか。特に華ちゃんの句集は大分前に刊行されているので今改めて読むのも面白いだろうと思います。

新郎の句集「残像」からいこうかね。
話題になった句集だし、最近の話だけど、今読み返してみたら以前より少し落ち着いて読めました。今日の僕がいいなと思った句は

故郷に墓口中にさくらんぼ

故郷は墓があるだけ、ぐらいで良い

雨降るもあがるも知らず薬喰

降ったら降ったで晴れたら晴れたら、そういう暮らしこそ豊かなり、って食べ過ぎるなよ、ゆーむ!

ラムプ灯れば春の昏さのラムプかな

これ今回いいなぁと思ったんです。「春の昏さ」それぐらいがじんわりとしていて落ち着く。

老鶯やみな寡黙なる男風呂

意外とスッキリとした味わいがある

大根が芯から冷えてゐてこはい

この大根、不思議とうまそう。

ぼくたちの不安定さよ箱眼鏡

これも今回いいなと思いました。「ぼくたちの不安定さよ」とはなんだか泣けてくるフレーズです。今度、谷ユースケとこの句について語りたい。ねぇ、不安定だよね、ね?

長き夜のどこもきしまぬ廊下かな

たっぷりとある闇がやわらかい。

冬帽子星に遠近ありにけり

ゆーむよ、僕の星はあの端っこのキラリと光るあれだぜ!あ、動いた…、飛行機だった…。

ちちははに少しおくれて初笑

ゆーむの家族はとても優しそうでした。甘やかされるなんてのは、とても素敵な事だと思う、優しいってのは一番余裕がある状態なんだろうなぁ。

さ、次は新婦華子さんの句集「光陰」だよ、2007年だからね、少し前です。今と作る句が違うところも楽しみたい。

夏蜜柑猫のひっかき傷光る

傷が細さと夏蜜柑のすっぱさが、遠い日の夏休みのよう

母の弾くショパンは昏し桜桃忌

これはよく知られてる句かな、前から好きな句です。母に女性を感じます。

夏銀河古典文法ほどきけり

今回好きになった句。「ほどきけり」がくっきり心地良い。

空蝉をゆるく手に持つ姪五歳

姪五歳ってとても元気な姿を思わせます。

電線を切りたくなりぬ夏茜

嫌んなっちゃった

風鈴の音ほそくなり石階段

尾道で迷子になるとこんな感じです

ぼろぼろのグローブ秋の玄関に

これね、グローブが泣けるんじゃなくて秋がね、切ないんですよ。あぁ思い出ぽろぽろ。

鳥渡るコンプレックス褒められる

これも前から面白いと思ってた句。コンプレックスって音がとても良い。

空高くスカートにお茶こぼしけり

漫画のように明るい、空高くが可笑しく響く。

秋の夜虫の命を掌にとりて

秋の夜と来て虫ときて、不思議な輝きがある句。

初空や花が咲く木と知っている

眩しすぎない優しい希望

春鹿や兄の木刀欠けており

これは今回とても好きになった句。春鹿がなんともいい気分にさせてくれます。

華子さんは「鷹」の作家となりましたし、いつの日か出るであろう第二句集で、ガラッと句が変わりそうな気がします。その変化を僕は楽しみにしています。きっと華子さんが特別に持っている感覚はそのまま見せてくれるんじゃないでしょうか。感覚は理屈じゃないですからね、それは作者の宝でしょう。

ゆーむに華ちゃん、とにかく結婚式最高だったよ、ずっとお幸せにね!

また飲みましょ♪

あぁ僕も、幸せに、なりたいぜ。

そんじゃ、ばーい♪