大きな声で呼びにゆく

佐藤みさ子句集『呼びにゆく』
2007.11.25.あざみエージェント発行

 

最近珍しく連続出勤してまして、なんだか僕らしくないぐらいまっすぐ家に帰ってます。正直なところ、毎日とーっても疲れてます。お酒なんかちょっと飲んだだけでコロッと寝てしまいます。まだぎりぎり20代なのになんでこんなに疲れているんだろう…。

この前A子が一緒に居たので連れて帰ってくれるだろうと、疲れてたけど日本酒をぐびぐび飲んでましたら、まぁやっぱりぐにゃぐにゃになりまして…。

なんだか最近膝に力が入らなくなってきた気がします…。

一生に飲める量というのは決まってるらしいのですが、もうけっこう飲んでしまったんじゃなかろうか…。

いやいや、まだまだ…、ねぇ。

さて、今回も川柳をやろうかな、佐藤みさ子さんの『呼びにゆく』やります。

公園を巡るいびつな犬連れて

ふてぶてしく、強く

かなしいことがあって窓から出入りする

辛くて辛くて

人まねく指の間に花植えて

可愛い、いや、不思議、いやちょっと怖いかな…、これ好きな句です。

両足を下ろす実印押すように

よいしょっと…、ふぅ~

カーテンらしくふるまっている

違うんだけどさ

裏山へ投げる無かったことにして

ううん、いや、知らない知らない

ひとくくりにすれば哀しき人々に

これも好きな句、なんかわかる句、ひとくくりってのが哀しく好きです。

部屋の余白と争っている

たぶんやや負けつつ

商人のからだ一つが暮れ残る

商人「ふぅ~」

偽物のドアを開けたり閉めたりする

別に暇だからとかではない

ねんごろにつきあう死者になってから

本当に人の事がわかるのは死んでからなのかもしれません、あれ、なんか小林秀雄も昔そんな事言ってたね。

過去が来る足の踏み場もない場所に

過去はいつでも恥ずかしくて、しかも捨て難いめんどくさーいものです。

背を向けた男が「混」と咳をする

コンじゃない混

なまあたたかい鉢植えの時間

安心しつつなんか不安だったりする、これも好きな句

「いないいないばあ」をしていて怖くなる

ふっとね、たまにね

かわいそうな父が嫌いでたまらない

あぁこれ悲しい…、人間は理屈じゃないから面倒です。

顔洗いつづけていくと骨残る

えっ、そうなんですか!?

老人になってゆったり人を食う

えっ、そうなんですか!?これ、ゆったりが怖くて不思議で良い。

 

ふーう、そろそろ寝ようかな

ばーい