俳人・鈴木真砂女が、昭和32年3月に開店させた小料理屋です。
店の名前「卯波」の由来は、真砂女の初句集におさめられた句、
「あるときは船より高き卯浪かな」より。
句では「卯浪」ですが、字画が悪かったそうで店名は「卯波」に変えてあります。
平成15年の3月に真砂女は96歳で亡くなりましたが、店は孫の今田宗男が受け継ぎ、建物の取り壊しに伴いいったん閉じた店も、現在は旧店舗の向かいの地に新店舗を開店させ営業を再開しております。
そしてこの6月27日をもって、閉店することになりました。
長い間のご愛顧、心から感謝しております。