「首長竜」 神野紗希

「首長竜」 神野紗希

膝抱けば卵の気分青岬
千年を黄菅吹かるる葦毛崎
浜昼顔午後の助手席眠たしよ
泳ぎ疲れて青空の奴隷なり
白百合や湖に首長竜の骨
暁の雷鳴君も目覚めている
洗顔のあと朝顔の紺眩し